カルティエについて
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カルティエはフランスの高級宝飾品を基盤とし、高級時計からハンドバッグ、ライターなどのアクセサリーまでを扱う世界的なブランドです。世界で初めてプラチナを用いるなど、新しい作品を次々と生み出しています。
カルティエは、ルイ・フランソワ・カルティエ(Louis francois Cartier : 1819-1904)が1847年に創設しました。その頃は産業がめざましく発展し、社交界に華やかさが蘇り、贅を尽くした宝飾品が夜ごとの夜会で光を放つ時代でした。カルティエのジュエリーは貴族趣味溢れる作風で、まずは富裕なブルジョワ階級に評判となり、皇帝の従妹マチルド候爵婦人、ナポレオン3世とその妃ウージェニーらを魅了し、「宝石商の王であるが故に、王の宝石商」と称えられ、各国の王候貴族がカルティエのサロンを訪れ、19世紀末頃には世界中の王室御用達となりました。
やがて時代の変遷とともに、カルティエは洗練されたシンプルなスタイルとなり、1900年代初頭から登場した豹(パンテール)や象、フラミンゴなどのアニマルモチーフ、定番のデザインとなった1923年にジャン・コクトーのために考案したスリーゴールド、カルティエの頭文字Cを二つ組み合わせたロゴマークをモチーフとしたもの、「ラブ ブレスレット」など数多くの人気作品が生み出されています。
1973年、それまで老舗の宝飾店でだったカルティエが世界進出に成功します。若い世代に入手可能な価格で高品質なものを提供し、将来的に高級ジュエリーの顧客として取り込む戦略から従来の手作りの高級時計だけでなく、比較的お手軽な時計を「レ・マスト・ドゥ・カルティエ」のブランド名で導入されたことによります。
しかしブランドが有名になればなるほど、コピー商品が氾濫します。そこでカルティエは、高品質なブランドのイメージを守るため、巨額を投じて商標の保護とコピー商品の排斥努力をおこないました。ブランドはそれが保障する品質の高さを示すものであり、それを信じて購入する消費者の信頼を裏切らないためです。たとえば、腕時計「タンク」コレクションは、カルティエの名が世界的に有名になると、他の時計ブランドによる類似品や偽者が横行することになりました。カルティエはブランドとしての知的所有権を初めて法廷に持ち込み、1982年、パリ法廷で勝訴しています。さらに、81年から84年にかけて、ロサンジェルスの路上をはじめとして、ロンドン、香港、東京においてロードローラーによる大量の偽物タンク・ウォッチの破壊というパフォーマンスをおこない、コピー商品に対して断固とした態度で立ち向かっています。
公式サイト : Cartier
