ヴェルサーチについて
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1946年、創始者ジャンニ・ヴェルサーチは古代ギリシアの植民都市であったイタリア南部のレッジョ・カラブリアに生まれました。高校卒業後、母親が経営していた家業の縫製業に興味を持ち、ロンドン、パリに頻繁に出かけながら、次第にファッションのキャリアを積み上げていくことになります。
1972年、ミラノに移った後、カラガンやジェニーのデザイナーとして次第に頭角を現していった。1978年、独立。「ジャンニ・ヴェルサーチ」を誕生させるとともに、ミラノで最初のレディス・コレクションを発表し第一号店をオープンさせました。
ヴェルサーチのファッション哲学は、彼の「ZからA」に至る逆さまなアルファベット観から生まれている。言うまでもなく「Z」はアルファベットの最後の文字であり、完結、終了を意味する言葉です。しかし彼は「Z」を時代を変える出発点と考え、既成の概念、伝統、因習にとらわれない新しいファッションを視覚的(「V」=Visibilitの略)に創造しようと試みました。またヴェルサーチは「T」は「Trazione(伝統)」、即ち黙殺するために知らねばならないもの、切り捨てるために愛さねばならないもの、伝統を裏切ることで、再び伝統を生み出すと。従って、彼の作品には常に正反対のスタイルが渾然と一体化して表現されているのです。
また、「ヴェルサーチ」のシンボル・マークである“メドゥーサ”はギリシャ神話に登場する、美しい顔に髪の毛1本1本が蛇身である醜い容貌をした妖怪です。ちなみにメドゥーサは王子イアソンによって殺害されるが、斬首されたメドゥーサの首から、ペガサスが誕生しました。
1979年、ヴェルサーチは、ブランド・イメージを高めるため写真をリチャード・アヴェドンに依頼。
1982年以降、ヴェルサーチは、アノニマスなファッション・クリエイトに飽き足らず、パリ・オートクチュールを手掛けたり、オペラ、バレエなどの舞台衣装を積極的に手掛けるようになりました。彼は自らのコスチュームによってバレエの登場人物像そのものを作り出すことに、深い関心をもつパフォーマンス・アーティストに変容していくことになります。
そして1997年7月15日、マイアミでアンドリュー・クナナン(その犯人自体は一週間後に自殺)に射殺され、ジャンニ・ヴェルサーチは生涯を閉じました。
現在は、ヴェルサーチの妹のドナテッラ・ヴェルサーチがヴェルサーチを引き継いでいます。ドナテッラ自身はは1993年から「ヴェルサス」の担当デザイナーとして創作に携わっていました。その彼女は、今やデザインだけに止まらず、マーケティング、流通、広告などのクリエイティヴ・ディレクターを兼任し、「ヴェルサーチ」の全体を統括しています。
公式サイト : VERSACE
